• [2008年05月24日(土曜)]
  • アンデルセンの「絵のない絵本」朗読会
  • 今年度から新しく始まったシリーズの第1回目。
    朗読とSP盤のコラボレーションによりアンデルセンが唯一大人のために書いた童話「絵のない絵本」を表現しました。
    朗読は紅千代さん。昨年、12月に蓄音器館で朗読劇「クリスマス・キャロル」を演じ、好評だったことで、今年は新しい世界に挑戦しました。

    使用した音楽は、ジャズを中心に、タンゴやポップスといった軽い感じの音楽で、「アンデルセン」=「クラシック」といったものでなく、もっと現代的な表現にこだわりました。
    「絵のない絵本」は、貧しい絵描きの下に訪れた月が、世界中で見聞したことを語るという体裁になっており、月が見下ろしたさまざまな国々での喜劇や悲劇を語るというもので、それぞれの物語を朗読の紅千代さんはうまく演じきっておりました。

    「朗読」と「朗読劇」の中間といったジャンルを目ざし、さらに、音楽とのコラボという難しい立場でありながら、それぞれの物語世界をきちんと立ちあげた紅千代さんの力量に、観客は、朗読と音楽がすべてが終わってからも椅子からすぐには立ち上がらず、その余韻に耽るといったたたずまいでした。
    次回は8月23日(土)午後7時から予定しています。今回お見えになれなかった方も是非おでかけください。